花粉症対策にも大切!愛犬のボディケアが症状緩和につながる。

犬のこと

年が明けて、まだ寒さの残る季節には、春の暖かな空気が恋しくなりますが、そんな季節と共にやってくるのが、大敵、花粉症の季節です!

アレルギーをお持ちの飼い主さんは、愛犬のお散歩に行くのも大変ですよね。

少しでも花粉による辛いアレルギー症状を軽くするためには、散歩後に愛犬の体を拭くことが大切です。

この記事では、花粉対策に効果のある愛犬のボディケアについて紹介します

花粉症対策のススメ

国民病と言っても過言ではない花粉症ですが、少しでも対策をして症状を軽くしたいですよね。

多くの飼い主さんは、一般的な花粉症対策として次のような対策をされているのではないでしょうか。

・抗ヒスタミン薬や点眼薬の使用

・マスクや花粉対策用メガネの着用

・洗眼、鼻洗浄

・部屋の掃除や空気清浄機の使用

・乳酸菌の摂取

・バランスの良い食事(免疫力の向上)

これらの予防と治療による対策はとても大切で、効果がありますので、しっかりと継続していきたいですね。

予防策としては、『花粉を避ける』ことと、『花粉を室内に持ち込まない』ことが大切なポイントであることは厚生労働省と環境省からも発表されています。

※参照:厚生労働省・環境省(001203114.pdf

適切な対応をして麺力を高める習慣を身に着けることで、花粉症の症状を緩和させることは可能ですので、しっかり対策していきたいですね。

ここまでは一般的な花粉症対策についてを記載してきました。

犬のボディケアのススメ

犬などのペットと一緒に暮らす飼い主さんが、上記の対策に加えてやっておきたい花粉症対策もあります。

先に述べたように、『室内に花粉を持ち込まないこと』が大切なポイントです。

犬の飼い主さんにとっては、特にお散歩後の『ボディケア』が、室内に花粉を持ち込まないための大切な対策となります。

過去の研究で、散歩後に犬の体に多くの花粉量が付着し、ボディケアをすることで体についた花粉を落とすことができることを確認したデータがあります。

ライオン商事株式会社、阪口雅弘教授(麻布大学獣医学部)、白井秀治氏(NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所)らの調査結果によると、スギ花粉の飛散時期(2017年4月)に30分~1時間の散歩後には、足周辺以外にも、頭や背中やお腹にも多くの花粉がついていることが分かりました。

※参照:第160回日本獣医学会学術集会(2017年9月15日 於:鹿児島大学)

空気中と飛んでいる花粉が、犬の全身の毛に着くだけでなく、地面の落ちた花粉を踏みつけることで足裏にも大量に着いてしまっている結果であることが分かります。

また、翌年には散歩後にシャンプーや拭きとりなどによるボディケアの有効性の研究結果についても発表しています。

 

室内に花粉を持ち込まないために、散歩後には愛犬のボディケアを行うことが効果的であることが分かります。

着ている上着についた花粉を落としてから室内に入る対策は、多くの飼い主さんが実施されていると思いますが、同じように、愛犬の体についた花粉も落としてから室内に入りたいですね。

また、犬の被毛に花粉がつかないようにするための予防効果についても発表しています。

※参照:第14回 日本獣医内科学アカデミー学術大会(2018年2月17日 於:パシフィコ横浜)

散歩後の結果同様、シャンプーや拭き取りなどを行うことが、被毛に着く花粉量を減らす予防策になっていることが分かります。

花粉は静電気の作用によって衣類や被毛に付着するので、静電気防止効果のあるボディケアをすることが、花粉対策となります。

散歩後のボディケア

愛犬の散歩後にボディケアをすることが、花粉症対策で大事なポイントであることを、過去の研究結果を用いてお伝えしてきました。

散歩後の花粉除去の研究では、次のグッズを使用していました。

①水を使って洗い流すシャンプー

②水を使わないドライシャンプー

③ボディ拭き取り用ウェットシート

①の水を使って洗い流すシャンプーが最も効果は高く、完全に毛に着いた花粉を取り除くことができています。

ですが、日々のケアとして考えると、洗い流すシャンプーは現実的ではありません。

過剰なシャンプーは、必要な皮脂まで洗い流し乾燥肌のトラブルを招く可能性がありますし、犬にとっても飼い主さんにとっても大変な労力となります。

そこで、

②水を使わないドライシャンプー

③ボディ拭き取り用ウエットティッシュ

が、現実的な選択肢となるでしょう。

これらの方法は、花粉付着の予防効果もありますので、是非取り入れたい方法です。

水を使わないドライシャンプー

ペットキレイ 除菌できるふきとりフォームは、水なしで使用でき、ペットに安全な皮膚刺試験で刺激性がないことを判定された処方となっています。

コラーゲン、ローズマリーエキス配合なので、身体や被毛の保湿効果もあります。

また、花粉対策の研究を実施したライオンから販売されていることも安心材料になるのではないでしょうか。

詰替え用も販売されており経済的なので、日々のボディケアを継続しやすいですね。

ボディ拭き取り用ウエットティッシュ

こちらのペットキレイ 除菌できるウェットティッシュも、ライオンから販売されているボディ拭き取り用ウエットティッシュです。

シートサイズは19cm×14cmで、お散歩後のケアに使用するのに丁度良いサイズになっています。

無香料・無着色でコラーゲン配合で、低刺激な製品になっています。

スプレーブラッシング

花粉付着防止効果の研究では、スプレーブラッシングの効果についても発表されていました。

ドライシャンプーやシートでの拭き取り同様、花粉付着の予防効果があります。

パラソルヘルスケア 高濃度セラミド モイスチャースプレーは、非常に保湿効果の高いスプレーになっているので、花粉対策と同時に保湿や被毛の艶出し効果も得られますよ。

まとめ

飼い主さんにとっても、犬にとっても辛い花粉症の季節には、しっかり対策をとることが大切です。

花粉の季節は数か月続きますので、愛犬の健康維持のやストレス緩和のためにも花粉の時期にずっとお散歩を休むのは難しいでしょう。

シャンプーや身体の拭きとりなどのボディケアを行うことは、犬の体についた花粉を取り除くだけでなく、花粉が付着しずらくする一石二鳥の効果もあります。

日々のボディケアは愛犬の健康管理にもつながりますので、積極的に取り入れたいですね。

愛犬の花粉症対策についてはコチラの記事でも紹介していますので参考にしてくださいね。

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