『キャロブ』で愛犬と楽しむバレンタイン

犬がチョコレートを食べると、中毒症状が現れ、最悪の場合死に至ることもある怖いものです。

なので、犬にチョコレートは絶対禁止！！ですが、愛犬と一緒にバレンタインを楽しむためにはチョコ菓子が欲しいですよね。

そこで、チョコレートの代わりに使うことのできる『キャロブ』について紹介します。

キャロブとは？

キャロブは、「イナゴ豆」というマメ科の植物で、主に地中海付近で栽培されています。

栄養価の高い植物として、健康志向の方を中心に注目を集めています。

風味や色がココアやチョコレートに似ているので、チョコレートの代用品として、犬用のおやつに使用することができます。

日本ではあまりなじみのない植物ですが、キャロブは古代エジプト時代から甘味料として用いられている、歴史の古い食材です。

ココアパウダーの代わりに使い、犬用お菓子を作ることができます。

アレルギーには注意

キャロブはマメ科の植物なので、大豆などのマメにアレルギーがある犬は食べることができません。

チョコレート中毒の心配はありませんが、犬に初めてキャロブを与える際には、少量ずつ与えるようにしてください。

万が一、嘔吐、下痢などのアレルギー症状がみられたら、摂取した量を確認した上で、動物病院に相談してください。

キャロブの栄養素

キャロブには、鉄分、カルシウム、ビタミン、食物繊維が豊富に含まれていて、栄養価の高い食材です。

チョコレートには、カフェインやテオブロミンが含まれているため、犬に重大な健康被害を与えてしまいますが、キャロブには含まれていないので、犬に与えることができます。

犬がチョコレートを食べてしまうと危険なことについてはコチラの記事を参考にしてください。

キャロブはチョコレートの原材料のカカオと違って、元から甘味があります。

そのため、砂糖を使用せず、低カロリーで甘いチョコレート代用品を作ることができます。

犬だけでなく、カロリーを抑えたいヒトからも人気の食材です。

キャロブを購入できるところ

チョコレートの代わりに使えるキャロブですが、お店ではなかなか見かけません。

一部の自然食品店や製菓材料店で売られていますが、近所のお店にない場合は、Amazonや楽天などの通販で購入できます。

キャロブパウダー

購入先によって差はありますが、お菓子作りに便利なキャロブパウダーは、100gあたり200円前後で購入できるところが多いです。

キャロブパウダーが溶けにくい場合には、少量のお湯で溶かすと使いやすいです。

パウダータイプ以外にも、チップタイプ、シロップタイプなど、さまざまな種類が売られています。

使いやすいタイプを購入して活用してみてくださいね。

キャロブを使ったチョコレート風味オヤツ

自分でお菓子を作るのが大変なヒトでも、キャロブを使った犬用オヤツも売られています。

完成品を購入して、愛犬にプレゼントしてあげるのも良いですね。

まとめ

栄養価が高く低カロリーのスーパーフード『キャロブ』は、自然な甘みがあるので、チョコレートの代用品として使えます。

犬が食べても大丈夫なので、バレンタインを愛犬と一緒に楽しむには最適な食材です。

キャロブパウダーを使って手作りオヤツをプレゼントするのも良いですし、キャロブを使用した犬用スイーツを購入するのも良いですね。

ただし、初めてキャロブを与える際には、アレルギーがないことを確認しながら少量ずつ食べさせてあげてくださいね。