愛犬に洋服を着せるのは良いこと?悪いこと?

犬のこと

洋服を着た犬をよく見かけますが、その様子を見てどのように思いますか?

「可愛い」と好意的に受け取る方もいれば、「可哀想」と感じる方もいると思います。

秋は気候が良く、重ね着などしてオシャレを楽しみやすい季節なので、飼い主だけでなく愛犬にもオシャレをしてほしくなる飼い主さんも多いのではないでしょうか?

特に犬の洋服は種類も多く、取り入れやすいグッズの一つとなっています。

ここで注意してもらいたいことは、犬が洋服を着ることはメリットもあればデメリットもある!ということです。

この記事では、洋服を着せる前に、今一度確認したい、『洋服を着ることのメリット・デメリット』と『どのような洋服を選ぶと良いのか』を紹介します。

まみお
まみお

愛犬にピッタリの洋服を選んで、気持ちよく過ごしてもらいたいですね!

こんなにたくさんあるの?犬の服!

2023年12月に発表された調査によると、日本では約684万頭の犬が飼育されているそうです。

年々、飼育頭数は減少傾向になっていますが、愛犬家の犬への愛情は豊かで、幸せそうな犬の姿を見かけると嬉しく感じます。

秋冬で気温が下がってくると、犬に洋服を着せている様子をよく目にします。

ペットショップなどの店頭でも犬用の洋服の種類は非常に豊富にあり、見ているだけでも楽しくなりますね。

普段使いしやすいデザインの洋服から、フリルなどの装飾がふんだんにあしらわれたオシャレ着、防寒用の洋服、浴衣などの和服、クリスマスやハロウィンなどのイベント用の衣装。

愛犬とお揃いを楽しむリンクコーデも、人気が高まっていますね。

犬服ブランドも多数あり、店舗はもちろん、インターネットで購入される飼い主さんも多いです。

リンクコーデもしやすく、以前は人間の衣類のみを販売していたブランドからも犬の服が作られています。

100円ショップにも陳列されていますし、私たちの暮らしのすぐ傍で売られているのがありたがいですね。

犬が服を着るメリットとデメリット

犬には人間と違って被毛があるので、洋服を着せることが良いのか悪いのか心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

結論から言うと、犬が洋服を着ることにはメリットもデメリットも存在します。

なので、その両方を分かった上で、洋服を使用することをおススメします。

メリットとは?

犬が洋服を着ることは、見た目が可愛くなること以外にもメリットがあります!

①暑さ・寒さ・紫外線対策

イタリアングレーハウンドやチワワなどの寒さに弱い犬種や、子犬、老犬などの防寒対策に洋服が役に立ちます

最近では、接触冷感など生地に工夫が施されているものも多く、暑さ対策できる洋服もありますし、皮膚が弱い犬の紫外線対策としても有効です。

日本の寒暖差は激しいですので、洋服をうまく活用すると良いでしょう。

☆寒さに弱い犬種☆

チワワ・ヨークシャテリア・トイプードル・パピヨン・イタリアングレーハウンド・ミニチュアピンシャー・フレンチブルドッグなど

☆暑さに弱い犬種☆

シベリアンハスキー・ポメラニアン・ゴールデンレトリバー・パグなど

もちろん暖房器具による防寒対策も有効です。

②抜け毛の飛び散りを防止

盲導犬を思い浮かべると、マナーコートという服を着ている姿が思い浮かばないでしょうか?

公共施設などに犬を連れて行く場合、毛が抜けやすい犬は抜け毛が気になるでしょう。

純粋に施設内の清潔を守る意味もありますが、動物アレルギーのある方や、犬が苦手な方への配慮としても良いでしょう。

まみお
まみお

ちなみに、ドッグセラピーの際にも同じ理由で洋服を着用するようにしていますよ。

犬の抜け毛が気になる方は、犬の抜け毛がつきにくくなる洗剤『リモサボン』の記事もチェックしてみてくださいね!

もうペットの抜け毛で悩まない!!  洗うたびペットの抜け毛がつきにくくなる  <衣類用液体洗剤>『リモサボン』

③病気・怪我の予防

草むらなどに入ることの多い犬は、ノミ・ダニなどが毛につきにくくなる虫よけ効果が期待できます。

夏の時期は蚊に刺されにくくなる効果のある生地を使った服も有効かもしれません。

また、肌を保護するという意味では、木の枝がぶつかるなどして怪我をすることを防ぐ効果もあります。

いずれにしても、自然豊かな場所に行かれる際には、保護の意味での洋服の活用を検討してみてください。

④汚れから守る

洋服を着ることで、散歩の際に土埃や花粉などが体についてしまうのを防ぐ効果があります。

また、雨が降っていてもお散歩に行く必要のある犬にはレインコートも便利です。

⑤術後のケアができる

怪我や病気の手術の後は傷口を清潔に保つ必要がありますが、気にして舐めてしまったり、汚してしまう可能性があります。

術後に洋服を着ることで、患部を保護することができます。

術後のケアには専用の洋服があるので、動物病院と相談してくださいね。

デメリットとは?

逆に犬に服を着せることがデメリットになることもあり得るので注意してください。

犬にストレスのない服を選んでくださいね。

①ストレスになる

そもそも洋服を着ることに慣れていない犬にとっては、服を着ること自体がストレスになります。

愛犬のペースに合わせて徐々に慣らしていくなどの配慮をしてあげてください。

また、洋服を着ることを嫌がるようでしたら、無理に着せないようにしてください

②サイズが合っていない

服を着ることに慣れていてストレスを感じない犬でも、身体の大きさに合っていない洋服では大きなストレスになってしまいます。

伸びない生地の服などは、着用する時にもストレスがかかりやすいですし、着た後も動きにくくなることがあるので、特に気をつけてあげたいですね。

③苦手な匂いや音がする

洋服によっては犬が苦手とする匂いがすることもありますし、鈴などの装飾品の音にストレスを感じる犬もいます。

犬が気にして噛んで装飾品を外してしまう可能性もありますし、どこかに引っかかって外れてしまう可能性もあります。

とれてしまった装飾品を、間違って犬が食べてしまう危険もありますので、十分に気をつけてください

④ケア不足

犬に洋服を着させたまま長時間放置してしまうと、身体のケアがおろそかになってしまいます。

定期的にブラッシングなどのケアを行わないと毛玉ができてしまったり、服で蒸れて皮膚病を引き起こしてしまう可能性があります。

体重管理やシコリなどのようなものが体にできていないかなども定期的に確認をする必要があります。

まみお
まみお

体調管理が不十分にならないように、長時間洋服を着させたままにせず、身体の様子を確認してあげてくださいね。

まとめ

この記事では、犬が洋服を着ることのメリットとデメリットについて紹介しました。

犬が服を着ることには、「暑さ・寒さ・紫外線対策」、「抜け毛の飛び散りを防止」、「病気・怪我の予防」、「汚れから守る」、「術後のケアができる」といった多くのメリットがあります。

一方で、愛犬にストレスがかかる可能性もありますし、長時間洋服を着た状態のままでは愛犬の体調管理が十分ではなくなってしまいます。

是非、ストレスがかからないような洋服選びをして、おしゃれを楽しんでくださいね。

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