愛犬が亡くなった時にするべき5つのこと

犬のこと

ペットと暮らす中で、必ず訪れる別れの時。
別れを受け入れるのは辛いことですが、愛犬をしっかり送り出してあげることもまた、飼い主の大切な役目です。
この記事では、愛犬が亡くなった時に、するべきことを紹介します。

いざ愛犬が亡くなってから全てを準備するのは、飼い主さんの心境としても辛いものがあるでしょう。
その時のために、事前に準備をしておくことも大切かもしれません。

愛犬が亡くなった時にやること

愛犬が亡くなったら、次の項目をやる必要が出てきます。

1.手足を丸めるように内側に折る

2.体を清める

3.安置する

4.葬儀の手配をする

5.死亡届を提出する

特に1~4については、愛犬が亡くなったらすぐに行いたい内容です。

1.手足を丸めるように内側に折る

人間と同じように、犬も亡くなった数時間後に硬直の状態があります。
何もしないと、手足が不自然にピンと伸びた状態で姿勢が固まってしまう可能性があります。
安置箱や棺に納められるようにするためにも、死後硬直が始まる前に犬の手足を丸めるように内側に折ってあげます。
また、目を開けた状態で亡くなってしまっていたら、そっと瞼を閉じてあげましょう。

2.体を清める

死後硬直が終わり、体がゆるんでいくと体液や糞尿が出てくることがあります。
ペットマットやビニールシートなどを事前に敷いておくと、床に染み出るのを防げるので良いでしょう。

また、ガーゼやタオルなどを使用してご遺体を清めてあげます。
毛並みも整えてあげましょう。

3.安置する

最後のお別れに向け、ご遺体を安置します。
段ボール箱や棺の中にドライアイスなどの保冷剤を敷き詰め、ご遺体を冷やしてあげます。
保冷材はご遺体に直接触れないようにタオルに包んで使用します。
首回り、お腹周りを中心に、しっかり冷却しないと、腐敗がすすでしまう可能性があります。

4.葬儀の手配をする

いつまでも傍にいてほしいと願ってしまう気持ちもあると思いますが、愛犬の腐敗が進むと衛生面にも問題があります。
亡くなってから、いつまでに葬儀しなければいけないという決まりはありませんが、あまり日をおかずに葬儀の手配を行いましょう。

最近は火葬が一般的な形になっています。
自治体での火葬が費用的には安く済みます。
ですが、一般廃棄物と同じ扱いとしている自治体もあるので、確認をされると良いでしょう。

家族でゆっくりお別れを希望されるなら、ペット葬儀社に依頼すると良いでしょう。
ただし、葬儀社でも合同火葬、個別火葬と様々なプランがあるので、飼い主さんの希望に沿うお別れを選べるように、前もって確認しておきたいところです。

ペット葬儀110番でも、合同火葬、個別火葬(お骨上げ無)、個別火葬(お骨上げ有)とプランがあります。
費用、所要時間などの条件が変わってきますので、お問い合わせをして検討されると良いでしょう。

5.死亡届を提出する

愛犬が亡くなってから30日以内に、お住いの市町村に死亡届を出す必要があります。
猫や鳥などのペットについては必要ないのですが、犬については狂犬病予防接種のため、飼い始めたときに、お住いの市町村に届け出を出して登録しています。
そのため、亡くなった際にも届け出を出す必要があります。

届け出と一緒に、鑑札と狂犬病予防注射済票の提出も求められます。
届け出を怠ると、狂犬病予防法の違反として20万円以下の罰金を科される可能性があります。

市町村によっては電子申請できるところもありますが、鑑札と狂犬病予防注射済票は持参する必要があります。

鑑札は飼い主に返却してもらえるケースもありますので、問い合わせしてみてください。

まとめ

大切な家族の愛犬を失った悲しみは、非常に大きいものです。
ですが、愛犬のお見送りをすることも、飼い主の大切な役割です。

愛犬との楽しかった思い出を語りかけたり、ご遺体を綺麗に整えたり、今できる限りのことを尽くしてあげられると良いでしょう。

また、コチラの記事では、愛犬が亡くなった時のために用意しておきたいグッズについて紹介しています。

タイトルとURLをコピーしました