ペットの死は、限りある命と暮らす飼い主には避けられない悲しいできごとです。
いざ、亡くなると、悲しい気持ちを抱えながら、次々とやることに追われてしまいます。
葬儀が終わった後に、「こうしてよけば良かった」と思うことも多々あるでしょう。
mamioも愛犬の死を前にショックで何もできず、「もっとやってあげたかった」と思うことがあります。
そんな後悔を少しでもなくすためにも、前もってできることは準備しておくと良いです。
この記事では、愛犬が亡くなった時のために、用意しておきたいグッズを紹介します。
愛犬が亡くなった後は忙しい
愛犬が亡くなると、大きな喪失感に襲われる方も少なくありません。
そんな状況にも関わらず、やらなければならないことは次々あるのが現実です。
ご遺体を清め、安置し、葬儀の手配をして、愛犬との最期の時間を過ごします。
「愛犬が亡くなったときにするべきこと」はコチラから確認いただけます。
長年闘病生活を送った愛犬を送り出したmamioも、覚悟の上でのお別れだったのにも関わらず、亡くなった後は動けませんでした。
いつも通りテキパキ動ける状態の方ばかりではないと思います。
ですが、亡くなってから葬儀までの時間はあっという間で、一緒にいられる時間が限られているということを頭にいれておいた方が良いかもしれません。
事前に準備しておきたいこと
愛犬が亡くなる前に準備しておきたいグッズを、ひとつずつ紹介していきます。
旅立つ愛犬のため、そして残された家族の心のために、検討してみてください。
旅立つ愛犬に向けての準備
まずは、葬儀のとき、または葬儀の直後までに準備しておきたいものについて紹介します。
①葬儀会社選び
①手紙
②お花
この3つは、旅立つ愛犬のためにも事前に用意しておきたいものです。
①葬儀会社選び
愛犬が亡くなってから、いつまでに葬儀をしなくてはいけないという決まりはありません。
ですが、亡くなるとご遺体の腐敗が進むため、なるべく早めに葬儀を行ってあげると良いでしょう。
現在は火葬が一般的な形となっており、ペットの大きさや種類によって費用は異なります。
要望通りの火葬を行えるように、火葬内容を確認してから選ぶようにしましょう。
自治体に頼むこともできますが、合同火葬となることが多いです。
合同火葬ですと、ご遺骨が戻ってこないので、手元にご遺骨を残したい方には不向きです。
民間の葬儀会社ですと、合同火葬、個別火葬などのプランを選択することができます。
内容を確認し、ご自身に合ったプランを選ぶようにしましょう。
ちなみにmamioは、葬儀業者さんに自宅まで来てもらい、自宅の敷地内で個別に火葬する訪問火葬プランにしましたよ
②手紙
ペットの火葬の際、一緒に入れてあげたいグッズの一つが「手紙」です。
愛犬が寂しくないように、そして愛犬を偲んで手紙を書くことで、飼い主さんの心の整理にもつなげられます。
参考にするサイトによって、一緒に火葬できるグッズは様々書いてあります。
ですが、実際に火葬した際、「ご遺骨が黒くなってしまうので、あまり物は入れない方が良い」とmamioは葬儀業者さんに言われました。
その中で、そんなに枚数の多くない手紙であれば問題ないということで、一緒に入れることができました。
火葬業者さんによって、一緒に入れられるグッズは異なるようなので、事前に確認しておいた方が安心です。
③お花
棺に入れてあげたいものと言えば、お花を思いつく方も少なくないでしょう。
愛犬が寂しくないように、添えてあげたいですね。
また、火葬の後、ご遺骨の傍にお花がないのも寂しく感じますので、事前に準備したあげても良いかもしれません。
メモリアルグッズ
亡くなってからも、愛犬を思う気持ちを大事にしたい飼い主さんは多いでしょう。
その気持ちを大事にできる、愛犬のメモリアルグッズについて紹介します。
①骨壺
②遺骨カプセル
③足形
④仏具
これらのグッズは、大好きなペットを思う気持ちを、目に見える形にしておくことができるものです。
自宅に飾っておいたり持ち運ぶことができるグッズもあります。
①骨壺
ご遺骨を入れる骨壺は、葬儀の際に業者さんが持参したものを使用するのでも全く問題はありません。
ですが、愛犬オリジナルの骨壺という特別な形で用意することもできます。
②遺骨カプセル
火葬が終わったタイミングで、ご遺骨の一部を、小さな遺骨カプセルに入れることができます。
愛犬のサイズや種類にもよりますが、歯や尻尾の骨など小さいサイズであれば、粉々に粉砕せずに入れることもできます。
小さいカプセルなので、外出時にも持ち運ぶことができます。
葬儀業者によっては、遺骨カプセル付きの火葬プランを用意しているところもあります。
ほとんどの場合、遺骨カプセルは1つのみで、家族の人数分用意したい場合には、その場でオプションとして購入できる仕様になっています。
どのようなデザインの遺骨カプセルなのか、追加購入はできるのかを事前に確認しておくと安心です。
または、葬儀業者以外でも購入することができるので、好きなデザインのものがあれば、葬儀よりも前に準備しておくとい良いでしょう。
③足形
愛犬の肉球が大好きという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
火葬後は、そんな大好きだった肉球は二度と見ることができなくなってしまいます。
肉球をそのまま残すことはできませんが、肉球の形を残すことは可能です。
スタンプタイプや、粘土の型押しタイプなど様々な製品があるので、お好のみのタイプで作ることができます。
④仏具
葬儀が終わった後は、愛犬に手を合わせるための仏壇などの準備があると良いでしょう。
最近は仏具も様々なものがありますので、愛犬のイメージに合うものや、飼い主さんの好みに合うものを選べます。
まとめ
愛犬が亡くなった後は、火葬まで慌ただしく時間が流れていきます。
ご遺体がなくなってからでは、できないこともあります。
後悔のないように、事前に準備できるものはお手元に用意できると良いですね。
この記事の中で紹介したグッズ以外にも、様々なオリジナルグッズを作ることができます。
コチラの記事では愛犬のオリジナルグッズについて紹介していますので、よろしければ参考にしてくださいね。