子犬のトレーニングはいつから教えるべき?アイコンタクトの教え方を紹介

しつけ

これから子犬をお迎えしようとしている方や、子犬をお迎えしたばかりの方は、いつから「しつけ」を始めようか悩みますよね。

子犬教えたいしつけは、トイレ、お座り、マテ、など色々とありますが、一気に色々教え過ぎてしまうと子犬は混乱してしまいます。

子犬のペースに合わせて、ゆっくり楽しみながら教えていきましょう。

まみお
まみお

ここでは、犬のしつけに慣れてない方に向けて、基本の「アイコンタクト」のトレーニング方法について、いつから教えるべきか、どうやって教えたらいいのかを解説していきます。

子犬のしつけはいつから始める?

子犬のしつけは、お迎えした日から、すぐに始めていきます。

子犬は眠る時間が長く、目を覚まししたら、ご飯をあげて、トイレの練習をして…と

やらないといけないことが盛りだくさんです。

その限られた時間の中で、少しずつ必要なしつけを始めていきましょう。

ただし、お迎えしたばかりの子犬は、大きな環境の変化があったばかりです。

子犬が大きなストレスを感じているようなら、子犬が落ち着いてからしつけを始めてください。

子犬のしつけは何から教える?

子犬に教えたい基本的なしつけは複数ありますが、実は、教えなくてはいけない順番は決まっていません。

ですが、愛犬と生活する上で必要なものから教える人が多いので、結果的にトイレが1番になる飼い主が多いです。

もちろんトイレが1番で問題はありませんが、ドッグセラピストmamioとしては、トイレと一緒にアイコンタクトも教えていくのをおススメします。

アイコンタクトは大事!

「アイコンタクト」とは、犬と飼い主の目と目を合わせることです。

偶然、目が合うだけでなく、意図的に目を合わせます。

愛犬と飼い主の信頼関係を築くためにもアイコンタクトは、とても大切です。

アイコンタクトは全てのしつけの基本となる、とても大切なしつけです。

アイコンタクトができていないと、他のしつけを教えるのも難しいことがあります。

逆に言えば、アイコンタクトができていれば、難しいしつけにも挑戦しやすいのです。

子犬の時期は家の中だけで過ごすことが多いので、アイコンタクトができていなくても、さほど危険はありません。

ですが、ワクチン接種が終わり、外に出るようになると、いっきに危険なことが増えていきます。

例えば、散歩中に興奮して動きが大きくなってしまった時、後ろから自転車が近づいてきていたら、お互いに危ないですよね。

そんな時、スムーズにアイコンタクトがとれれば、即座に犬の動きを止めて落ち着かせることができます。

アイコンタクトは、愛犬を守るためにも、是非とも教えたい大切なしつけです。

危険なアイコンタクトもある

アイコンタクトは、しつけの上で欠かせない大切なものです。

ですが、いきなり知らない犬とアイコンタクトをしようとするのは危険な時があります。

犬にとって、誰かと目を合わせ続けるというのは、敵対関係を示す意味もあります。

人間で言えば、にらみ合っている状態なのです。

しばらく犬同士が目を合わせているな、と思ったら、次の瞬間には攻撃をしかけることも、しばしば見られます。

そのため、犬が苦手と感じている犬や人、または初対面の犬や人をじっと見つめ続けているときは、警戒の合図の可能性があるので、注意が必要です。

まみお
まみお

ちなみに、セラピー犬など働く犬たちは初めて会う人も多く、知らない人と目が合っても攻撃することのないようにしつけをする必要があります。

アイコンタクトの教え方

子犬にアイコンタクトを教える方法を詳しく説明していきます。

名前を覚えてもらう

アイコンタクトの練習をする前に、まずは子犬に自分の名前を覚えてもらう必要があります。

①子犬の名前を呼ぶ

②振り向いたり、近づいてくるなどの反応があったら褒める

①②を繰り返して、子犬が名前を覚えたら、アイコンタクトの練習を始めます。

アイコンタクトの練習

①手の中にオヤツなど子犬が興味を示すものを持ち、子犬に認識させる

②オヤツを自分の両目の間で持ち、子犬の名前を呼ぶ

③子犬がオヤツを見ることが出来たら褒める

④②~③がスムーズに出来るようになったら、オヤツの位置を目から少し離れた場所(例えば耳のあたり)にずらし、子犬の名前を呼ぶ

⑤子犬がオヤツではなく、飼い主の目を見ることが出来たら褒める

⑥オヤツの場所を、さらに目から離して同様の練習を繰り返す

しつけをするときのコツ

愛犬にしつけをするときのコツは、褒め方にあります。

1つ目は、出来た瞬間に、すぐ褒めることです。

2つ目は、大げさに言葉やご褒美を使って褒めることです。

飼い主との信頼関係が、しっかりできあがっていない子犬では、あまり頭や体を触られたくないと思う犬もいます。

撫でられるのを好む子犬の場合は構わないのですが、そうでなければ言葉とご褒美のオヤツを使って褒めるようにしましょう。

それから、上手くできなくても怒らず、上手にできた時にしっかり褒めるようにしましょう。

まとめ

アイコンタクトは全てのしつけの基本となるコマンドです。

飼い主と愛犬の信頼関係を築くためにも大切なアイコンタクトですので、子犬のうちから、しっかり教えるようにしましょう。

最初は上手くできないかもしれませんが、決して怒らないでください。

飼い主が怒れば犬は怖がって萎縮してしまいます。

そうなると、愛犬との信頼関係は壊れ、本来の目的であるしつけも、やりにくくなってしまいます。

怒るのは、愛犬がいけないことをした時だけ、短くハッキリと!

飼い主が楽しみながらしつけをしていれば、愛犬に気持ちが伝わります。

まみお
まみお

犬のしつけは、褒めて伸ばすのが1番です。

焦らず頑張ってくださいね!

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