
ドッグセラピストmamioの部屋の管理人「mamio」について簡単に自己紹介します。
どんな活動をしてきたのか?など、ご興味ありましたら読んでください。
mamioについて
ドッグセラピストmamioは、動物介在療法の専門職として10年以上の経験を持っています。
認知症を主とした精神科病棟での動物介在療法を中心に活動しています。
他にも、介護老人保健施設などの老人施設などでの動物介在活動や、発達障害をもつ方への動物介在療法(動物介在療育)にも携わってきました。
mamioがドッグセラピーを始めるまで
mamioは回り道をしてドッグセラピーに出会いました。
学生時代はドッグセラピーのことを知らなかったので、全く違う勉強をしていました。
学校を卒業して、mamioは部品メーカーで勤務をしていました。
メーカーで働いているうちに、アニマルセラピーというものを知ったのです。
最初に出会ったのは、犬ではなくイルカによるセラピーでした。
いわゆる『ドルフィンスイム』をやった時に、イルカから受け取る不思議な気分に衝撃を受けました。
そして、今からでもドッグセラピーの世界に入れないか?と思ったmamioは即行動!
イルカによるアニマルセラピーは場所を選ぶので、最も始めやすいドッグセラピーを選びました。
小さい頃から犬が好きで、近所の犬とたわむれて遊んでいる子どもったのですが、家庭の事情で犬の飼育経験がありませんでした。
そこで、まずは犬について詳しくならなくてはいけない!と思い、土日を使って学校に通い始めました。(平日は会社で働いていました)
学校を卒業して、犬の訓練やドッグセラピーについて学びましたが、もっと犬の扱いに慣れたいと思い、ブリーダーの元で週末に修行をしました。
犬について知識を入れ、実践で学び、資格を取得したところで、まずはドッグセラピーのボランティアに参加しました。
そこでドッグセラピーに触れ、さらに勉強を重ねていきました。
発達障害の方へのドッグセラピー
今でこそ認知症を中心とした高齢者へのドッグセラピーが中心ですが、実は発達障害の方へのドッグセラピーからスタートしています。
その理由はmamioのドッグセラピー師匠が発達障害の方への指導のプロだったからです。
師匠はドッグセラピーを専門にしていたわけではないので、常に犬を連れてはいませんでした。
ですが、犬を介在させることが有効な手段だと確信し、本格的に取り組み、実際にいくつもの効果をあげていました。
そんな師匠の元で勉強をするため、mamioは愛犬と共に足しげく通っていたのでした。
認知症患者へのドッグセラピー
数年間の勉強を経て、mamioは認知症患者へのドッグセラピーを主体とした活動に入りました。
特定の施設の専属ドッグセラピストとして働くかたわら、介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどへの定期訪問も行っていました。
ドッグセラピーは人気で、愛犬家の方々がボランティアで積極的にやられているイメージが強かったのですが、施設担当者からは「他にドッグセラピー訪問を頼める団体がいない」と頼まれたことがありました。
ドッグセラピーのニーズがあるのに、対応できる人材(犬材?)が不足している現状を目の当たりにしました。
このブログの願い
日本では、なかなか動物介在療法が普及しない現実があります。
病院や施設で導入するためには、お金が必要で、そのためには国の理解を得て、法律が変わらなければいけません。
今はハードルが高いことのようですが、それでも、いつかは多くの人に認められて、正式な非薬物療法になると信じています。
そのためにも、動物介在療法のことを知ってもらいたい!動物介在療法に本気で取り組みたいと思う人が増えてほしい!
そんな願いを込めて綴っているブログです。